詳細 ⇒ 3日で血糖値を下げる食事療法
生活習慣病「高脂血症」療法
高脂血症
食事療法
日常の生活強度に合った食事をする必要がある。目安は、
総エネルギー量(kcal)= 標準体重(kg) × 生活活動強度指数(kcal)
生活活動強度指数
軽労働(主婦・デスクワーク):25〜30 kcal
中労働(製造・販売業・飲食店):30〜35 kcal
重労働(建築業・農業・漁業):35〜40 kcal
で計算し、食事量を決める。エネルギー量の計算は、80kcalを1単位として計算する方法が簡単で、一般的である。例えば、デスクワークの多い成人男性では、1500kcal〜1600kcal(約20単位)ということになる。
その他、重要点として
毎日、いろいろな食品をとり混ぜて、バランスよく摂取する。
アルコール、甘いものは控えめにする。
食物繊維をとる。
1日3食きちんと食べる。
高脂血症
運動療法
医者と相談してメニューを決めて実行する。いきなり激しい運動は避けるべきである。
高脂血症投薬
による治療
スタチン系などの脂質降下薬(LLD : lipid lowering drug)である程度血中の中性脂肪やコレステロールを下げることができ、合併症の発症リスクが下がるとされる(→根拠に基づいた医療)。
ただし、薬剤治療は高脂血症の原因を解決するものではないので中止すればまた以前の値に戻ることが多く、そのことを指して「一生やめられない」と表現されることもある。
これは、麻薬のように身体依存性があったり、ステロイド製剤のように急に中止できないという意味ではない。根本的なコントロールには生活改善が望まれるが、遺伝素因も大きいため必ずしも生活習慣だけで治療できるものではない。
透析による治療
LDLアフェレーシスといわれ、重度の家族性高脂血症を患う人などに行う治療法である。
患者の血液を取り出し、LDLなど不要なものをろ過して体内に戻す方法で、血液中のコレステロール量は急激に減少するがすぐに元に戻ってしまうため、2週間に1度は治療を行う必要がある。
しかし、これも根本的な解決には至らない。
生活習慣病「高脂血症の分類」
高脂血症(こうしけつしょうは、血液中に含まれる脂質(中性脂肪やコレステロールなど)が過剰な状態を指す。
診断基準による分類
高コレステロール血症
血液中の総コレステロール値が高い(220mg/dL以上)タイプの高脂血症である。生活習慣による高脂血症の多くがこのタイプである。フラミンガムスタディにおいて使用されたためこの値と生活習慣病との関連が注目されたという意味で重要だが、最近ではLDLのほうがあきらかに心血管リスクとの相関度が高いのでこの値の重要度は廃れている。現在WHO、アメリカ、日本のガイドラインは、いずれも総コレステロール値に注目していない
高LDLコレステロール血症
コレステロールの担体である低比重リポ蛋白(LDL)が血液中に多く存在する(140mg/dL以上)タイプの高脂血症である。現在世界最新のガイドラインである米国ATP-IIIによれば、コレステロールの検査値の中では唯一心血管疾患の絶対的リスクファクターであり、他の検査値であるHDL、トリグリセリドと比較して明らかに重要度が高い。
低HDLコレステロール血症
血液中の、いわゆる「善玉コレステロール」が少ない(40mg/dL未満)タイプの高脂血症である。特に女性において、心血管疾患の重要なリスクファクターとなりうる。
高トリグリセリド血症 (高TG血症)
血液中にトリグリセリドが多く存在する(150mg/dL以上)タイプの高脂血症である。内臓脂肪型肥満の人に多い。一時期(米国ATP-IIのころ)、その心血管疾患との関連が疑問視されたが、現在ではやはり関連はあると考える人が多い。RLP-C(Remnant-like lipoprotein particles-cholesterol)が、高TG血症における動脈硬化発症への関与が示唆されている。
根本要因による分類
生活習慣に起因する高脂血症
喫煙や食生活の乱れなどにより、血液中のコレステロール値が上昇した状態。食生活の改善や運動の習慣化により改善されることが多い。
家族性高脂血症
LDLの代謝異常など先天的要因による高脂血症で、治療回復が困難である。
I型家族性高脂血症
末梢組織が血液中を循環するリポ蛋白から脂肪酸を受け取る際に使われるリポ蛋白リパーゼ、あるいはそれを活性化するアポ蛋白であるapo C-IIの機能不全により、血液中の脂肪が末梢に行き渡らず、血液中に増えるために起こる。血中カイロミクロン濃度の増加が見られる。
II型家族性高脂血症
LDLはLDL受容体を介して、末梢細胞に取り込まれるが、このLDL受容体を欠損あるいは障害を受けた場合に発症し、血中のLDLが増加するために発症する。
III型家族性高脂血症
末梢細胞によるリポ蛋白認識の際にマーカーとなるアポ蛋白 Eの3種の分子種(apo E2、E3およびE4)の内、正常型のE3に対して受容体への結合力の弱いE2を発現していると、カイロミクロンレムナントやIDLの血中からのクリアランスが低下してこれらが蓄積するために発症する。特徴的な症状には手掌線状黄色腫がある。
二次性高脂血症
日常臨床では、甲状腺機能低下症とネフローゼ症候群が挙げられる。閉経後や妊娠中も血清脂質が上昇する。
※LDL(低比重リポタンパク質)受容体ファミリーはLDLをはじめとする種々のリガンドの細胞内取り込み、あるいはシグナル伝達を司る多機能タンパク質である。ファミリーを構成する分子は10種類以上を数える。その働きは非常に重要かつ多様であり、一部を以下に列挙する。
・リポ蛋白認識を介した脂質輸送の制御
・シグナル伝達の制御(特に発生期や神経系)
・タンパク質分解酵素あるいはその阻害剤など細胞外マトリックスの生体高分子の調節
・ビタミンやステロイドホルモンの輸送
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生活習慣病「糖尿病」血糖値を下げる食材
糖尿病に良い、血糖値を下げる、といった効果がある食品はいろいろあります。日々の食事に取り入れて血糖値のコントロールや健康管理に役立てたいものです。
ただ、注意しないといけないのは、それだけ食べていても良くない、バランスの良い食事がやはり一番大事だということです。
お酢・・・炭水化物の吸収を遅らせ、血糖値の上昇を抑える効果があります。
酒粕・・・体内のインスリン作用不足を補うといわれる優れもの。
タマネギ・・・血糖値を下げる効果が認められている糖尿病に良い野菜の代表。
・オクラ・・・ネバネバ成分は糖尿病にも良い。
・ヤマイモ・・・抗酸化作用で活性酸素を撃退。
・キャベツ・・・アントニオ猪木はキャベツで糖尿病を克服したらしい。
・ニガウリ・・・長寿の食べ物。インスリンの合成や作用を促進。
・コンニャク・・・糖の吸収を押さえ、腸をきれいにするコンニャク。
・セロリ・・・血をきれいにサラサラにするセロリ、食物繊維も豊富。
・豆腐・・・低カロリー、低脂肪でタンパク質補給の決定版。
・トウガン・・・ダイエット効果があるという秘密兵器トウガン。
・アロエ・・・別名「医者いらず」の優れた薬効、糖尿病にも抜群の効果。
・バナナ・・・血糖値を下げる優れた栄養補給食。
・カキ・・・ミネラル豊富な栄養素の塊。
生活習慣病「食後血糖値を上げない為に 」
食後血糖値のコントロールに役立つ食材選択や料理のコツについて考えてみます。食べ物と血糖値の上昇をあらわす指数であるGI値を基準に考えると、食後の血糖値を上げない為の食材の選択や料理方法が見えてきますね。
●お米
白米より玄米のほうがGI値が低く、血糖値の上昇を抑えられますよ。玄米に限らず、五穀と呼ばれる玄米、麦、ヒエ、アワ、キビ、黒米などはGI値が比較的低い炭水化物です。ビタミンやミネラルも豊富で、栄養バランスにも優れています。良く噛む事でインスリンの分泌も活性化できるという利点もありますね。
●麺類の選択
ビーフンやうどんは消化が良くGI値の高い食品です。天ぷらうどんなど食べると恐ろしく血糖が上昇しますよ。蕎麦や全粒粉のパスタ、春雨などはGI値が低く、それほど血糖値は上がりません。色の白いものが血糖値を上げやすいと考えましょう。
●パンの選択
ライ麦パンや全粒粉パンがGI値が低く、血糖の上昇が緩やかな食品です。菓子パンやフランスパン、食パンはGI値のとても高い食品です。バターやジャムは少なめにするのが基本です。
●食物繊維でかさを増す
血糖値が上がらない食物繊維を上手に利用したいものです。糖質の吸収を抑える働きもあります。具体的には、ひじきご飯、わかめご飯、わかめ蕎麦、山菜蕎麦、のように炭水化物に食物繊維を組み合わせると、炭水化物の量が少なくても満腹感が得られます。
●おやつの選び方
おやつには甘いものが多く、当然血糖値が上がりやすいものばかりです。
食べないほうが良いものの代表は
・アイスクリーム ・チョコレート ・あめ玉 ・ケーキ
比較的血糖値の上がりにくいものは
・フルーツ ・寒天 ・無糖ヨーグルト ・きな粉 ・さつまいも
※人工甘味料を利用すると甘いものを食べても血糖値の上昇を避けることが出来ます。代表的なものは、エリスリトールと呼ばれる人工甘味料で、人体で代謝されずにそのまま体外に排出されます。果物に含まれる果糖も血糖の上昇は緩やかです。
生活習慣病「糖尿病」血糖値を上げない為の食事のコツ
血糖値をコントロールする食事のポイントをまとめてみましょう。
食後の血糖値の上昇を左右するのはあくまで炭水化物です。
●一番大切なのは、食後の血糖値をチェックすること
●次に大切なのは食べ過ぎないこと。バランス良く食べること。
●食後の血糖値を急激に上昇させるのは炭水化物である。
●脂肪やタンパク質では食後の血糖値はほとんど上がらない。
●GI値の高い食材から低い食材に変える。
●炊き方、ゆで方は、固めの方が吸収が遅くピークを抑えられる。
●照焼きや煮物、おやつなど、甘みをプラスしたい場合は、
砂糖でなくオリゴ糖などの人工甘味料を使用する。
○お酢や食物繊維を一緒に摂ると食後血糖値のピークを抑えられる。
○血糖値を下げるお茶やサプリメントなどを利用する。
(効果の疑わしいものもあるので注意しましょう)
家庭でよく食べる食事について
GI値の高い食べ物(急激な血糖値の上昇を引き起こす)
天丼・・・GI値の王様。ころもを少なめに、もしくは取る。
ご飯が多いときは残す。甘いたれは少なめにする。ご飯一杯の倍以上のインスリンを必要とする。
カツ丼・・・ころもを少なめに、ご飯が多いときは残す。脂肪の塊は残す。
天ぷらうどん・・・ ころもをなるべく避ける。うどんも量に気をつける。
カレーライス・・・ ご飯を少なめに。ジャガイモをナスに変えるなど、GI値を抑える工夫を。
トースト/サンドウィッチ・・・白いパンを使ったものは高GI値。糖分の多いジャムなどをつけるときは特に血糖値は大きく上昇します。
こういった血糖値を急激に上昇させる食べ物を食べるときは、
食物繊維を摂る為にサラダを先に食べておくとか、酢の物を一緒に食べたりすると多少は血糖値の上昇を抑えられます。
脂肪分はやはり摂り過ぎは良くないのですが、その時の食後の血糖値だけをみれば、血糖の上昇にはほとんど関係ないことがわかります。血糖のコントロールという点では、過度の油抜きの必要はありません。
posted by 女性健康 at 15:05
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| 生活習慣病「糖尿病」
生活習慣病「肥満と血糖値に気をつける2」
食生活の乱れや運動不足
などが肥満を招く
血糖値の上昇とその背景にある肥満の原因は生活習慣にあることが多いので、栄養バランスの乱れや不規則な食事時間などの食習慣を改善し、運動不足やストレスを上手に解消する必要があります。
具体的には、朝昼晩の食事をなるべく決まった時間にとるようにするのが理想です。朝食を抜く、夕食で質・量ともにたっぷりと食べる、寝る前に夜食を食べるといった食習慣は肥満の原因となります。
また、時間がないからといって早食いせずに、ゆっくり料理を味わって食べるようにしたいものです。さらに、ビジネスパーソンの場合、昼食などは外で食べることが多いと思いますが、どちらかというと中華や洋食は動物性脂肪の割合が高くエネルギーをとりすぎることになったり、ラーメンやチャーハンなどの単品ではどうしてもビタミン、ミネラルが不足しがちです。
そこで、外食をするときは、単品はなるべく避けて、いろいろな食材を食べることができる定食、特に焼き魚定食や刺身定食などの和食がおすすめです。また、丼ぶりものなどの単品を食べるときは、野菜の煮物やサラダ類などを一緒に食べるようにして、ビタミンやミネラルなどを補給するように心がけてください。
中華であれば野菜炒めや中華丼などの野菜を多く使ったメニューがいいでしょう。
血糖の上昇を防ぐ栄養素として食物繊維が注目されています。というのも、食物繊維には、腸からの糖質の吸収を遅らせる働きがあるからです。ですから、食物繊維の豊富な野菜類や海藻類、豆類、豆腐などの大豆製品、きのこなどを積極的に食べるようにしたいものです。
血糖値が気になり始めた人向けの「特定保健用食品」もいろいろ
最近では、血糖値が気になり始めた人向けの「特定保健用食品」と呼ばれる食品もあります。特定保健用食品とは、健康に良い成分を加工して体調調節機能を組み込んでいて、科学的にもその効用が証明されており、しかも安全な食品のことです。
血糖値が気になる人向けの特定保健用食品は、現在10数種類が厚生労働省から認可を受けて発売されています。主なものを挙げてみると、清涼飲料水や粉末清涼飲料では「食事のおともに食物繊維入り緑茶」(日清サイエンス)、「ヤクルト蕃爽麗茶」(ヤクルト本社)、「糖健茶料」(サンスター)、「改善生活GL」(エスエス製薬)、「健人茶論」(近畿コカ・コーラボトリング)、粉末状スープでは「グルコデザイン」(日清製粉)、テーブルシュガーでは「あなたの味方」(台糖)などがあります。特定保健用食品を上手に使うのも、血糖値コントロールの1つの方法といえます。
また、食生活の改善の努力をしてもビタミンやミネラル、食物繊維が不足してしまうようでしたら、サプリメントで補給してみてはどうでしょうか。
5. 適度な有酸素運動を長く続けるのがポイント
運動不足は肥満につながる大きな要因ですから、休みの日は家でゴロゴロしているばかりでなく、外に出てウオーキングやジョギング、サイクリングなど、気軽にできる運動をしてみてはいかがでしょうか。ウオーキングなどの有酸素運動をすると、血行がよくなり、心肺機能が高まります。また、筋肉組織が維持できるので基礎代謝量が高まり、血液中のブドウ糖が有効に使われて血糖値の上昇を抑えてくれます。また、有酸素運動は体脂肪を効率よく利用します。これらの結果、膵臓の負担が軽減され、インスリンの機能も改善することになります。
運動の効果を得るためには、継続することが大切です。
わざわざどこかに行って歩いたり、ゆっくりと走ったりするだけでなく、通勤や通学のときに、自宅から駅までのバスを1停留所手前で降りて歩くとか、会社や駅のエレベーターやエスカレーターに乗らずに階段を使うなどを実行してみてはいかがでしょうか。こうしたことを毎日実行していれば、知らず知らずのうちにエネルギーが消費されることになります。
posted by 女性健康 at 09:54
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| 生活習慣病「糖尿病」
生活習慣病「肥満と血糖値に気をつける1」
肥満と血糖値
40歳以上の約5人に1人が糖尿病かその予備軍
自動車がエンジン内でガソリンを燃焼させて推進力をつくりだすように、私たちの体では、ブドウ糖を細胞に取り込んでエネルギーに変換しています。ブドウ糖は肝臓から血液中に送り出され細胞に運ばれます。よく「血糖値」という言葉を聞きますが、これは血液中のブドウ糖の濃度のことです。
私たちの身体には、ある一定の範囲内に血糖値を保つための機能が備わっており、膵臓から分泌されるインスリンというホルモンが重要な働きをしています。
インスリンはブドウ糖が細胞に取り込まれるときに、細胞のドアを開ける鍵の役割を果たしています。このインスリンが何らかの原因で膵臓から分泌されなくなったり、分泌されても十分な働きをしなくなると、ブドウ糖が細胞にうまく取り込まれなくなり、血糖値が高くなってしまいます。
血糖が高い状態が長く続くと、やがて血管や腎臓、目、神経など様々な臓器に障害を来すようになります。これが糖尿病です。
厚生省(現、厚生労働省)が実施した「糖尿病実態調査」(平成9年)によると、糖尿病が強く疑われる人は690万人、糖尿病の可能性がある人が680万人にのぼり、両者を合わせると1370万人の人が糖尿病かその予備軍ということになります。年代別では、成人(20歳以上)で約7人に1人、40歳以上でみると約5人に1人が糖尿病を強く疑われるか、その可能性があるということになります。糖尿病は文字どおり国民病といえます。
肥満が血糖値上昇の
大きな誘因となる
糖尿病には遺伝的な要素が大きくかかわっています。両親ともに糖尿病の場合、その子供が発病する確率は約58%、父親か母親のどちらかが糖尿病の場合は約27%というデータもあります。
しかし、確率をみてもわかるように、両親か片親が糖尿病だからといって必ずその子供が発病するわけではありませんし、遺伝的な素質がないからといって糖尿病にならないわけでもありません。
それでは、遺伝的な素質以外に糖尿病を招く主な誘因には、どのようなものがあるのでしょうか。
一番に挙げられるのが肥満です。また、過食や動物性脂肪のとりすぎなどの食習慣や運動不足も誘因として挙げられます。過食や動物性脂肪のとりすぎ、運動不足は、肥満の原因でもあるわけですから、結局、肥満がすすむと血糖値が上がりやすくなり、糖尿病を発病する危険性が高くなるということになります。
糖尿病は、肥満や食習慣、ストレスなどが誘因となる「インスリン非依存型」と呼ばれるタイプで、糖尿病全体の95%以上を占めています。
年齢的にも中高年に多くみられることから代表的な生活習慣病といわれています。なぜ、肥満が高血糖の誘因となるのでしょうか。
肥満になるとインスリンが効きにくくなるので、血糖を保つために必要なインスリンの量が一時的に増加します。大量のインスリンを分泌し続けると膵臓が疲れてしまい、次第にインスリンの分泌量が減って血糖値が上昇してしまうのです。
posted by 女性健康 at 11:58
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| 生活習慣病「糖尿病」
生活習慣病「糖尿病インスリン注射」
健康な人のインスリン分泌パターンを再現する(インスリン療法)
インスリン療法とは、糖尿病患者さんの体内で不足しているインスリンを注射で補う治療法です。すい臓からのインスリン分泌には、1日中ほぼ一定量が分泌される基礎分泌と食事などの血糖値の上昇に応じて分泌される追加分泌があります。
1型糖尿病では基礎分泌と追加分泌がともに障害されています。
2型糖尿病では主に追加分泌が障害されており、さらに進行すると基礎分泌も障害される場合があります。インスリン療法では基礎分泌と追加分泌からなる健康な人のインスリン分泌パターンを再現することを理想としており、そのため適切なタイミングで、適切な量のインスリンを注射する必要があります。
健康な人のインスリン分泌パターンを再現するために、多種多様なインスリン注射薬があります。
インスリン注射薬は、持続時間などの違いにより、超速効型、速効型、混合型、中間型、持続型、持効型の6種類に分けられます。これらを個々の患者さんそれぞれの分泌パターンに応じて、単独あるいは組み合わせて使うことで理想的なインスリンの分泌パターンを再現することができます。その結果、より自然な形で良好な血糖コントロールが得られ、糖尿病の合併症を予防することができます。
インスリン注射薬はどう使う?
現在のインスリン療法では、ペン型の注入器を用いるのが主流で、注射針は細く短く、痛みも少なくなっています。注射する部位は、吸収のよい順に1.腹部(おなか)、2.上腕部の外側、3.臀部(おしり)、4.大腿部(ふともも)の外側などが適しています。注射部位によって薬の吸収が変わることもありますので、主治医の指示に従い、腹部なら腹部、上腕部なら上腕部と毎回同じ部位に注射するようにしましょう。ただし、いつも同じ場所に注射すると、皮膚がへこんだり、逆にふくれることがありますので、前回注射した場所より2〜3cmくらいずらして注射するようにしましょう。
◆低血糖に注意しましょう
インスリン療法中は、低血糖に注意する必要があります。低血糖とは血糖値が正常範囲以下にまで下がった状態のことをいい、冷や汗、動悸、意識障害、けいれん、手足の震えなどの症状があらわれます。低血糖は初期症状が起きた時にきちんと対処すれば、回復します。
したがって、低血糖を恐れるあまり自己判断でインスリン注射薬の量を調整したり、中止したりしないようにしましょう。また、低血糖が起こったら、必ず主治医に報告するようにしましょう。
◆低血糖を起こしやすいときとは?
ポイント1:食事の量が少ない、食事の時間が遅れた。
ポイント2:運動量が多すぎる、空腹時に激しい運動を行った。
ポイント3:インスリン注射量が不適切
低血糖が起きた時の対処法
症状を感じたら、すぐにブドウ糖(5〜10g)、ブドウ糖を含む清涼飲料水(150〜200mL)、砂糖(10〜20g)などのいずれかをとり、安静にしましょう。
車を運転している場合は、すぐ車を止めて対処しましょう。
普通15〜20分で症状が治まります。症状が治まったら、すぐに食事をするか、糖分の多い食品をとりましょう。
低血糖症状があらわれた時には、いつあらわれたかを覚えておき、主治医に相談しましょう。
低血糖の備え
ブドウ糖や砂糖、ブドウ糖を含む清涼飲料水の必要摂取量を主治医に確認し、携帯するか手の届くところに置いておきましょう。
α-グルコシダーゼ阻害薬を服用している場合は、ブドウ糖が必要です。(α-グルコシダーゼ阻害薬には砂糖の吸収を遅らせる作用があるため)
低血糖の症状や対処法について、家族や周囲の人にも知ってもらっておきましょう。
無自覚低血糖と自動車運転免許
低血糖を繰り返すと、軽い低血糖では自覚症状を感じにくくなることがあります(無自覚性低血糖)。
自動車免許を取得または更新する際には、この無自覚性低血糖の有無が問題となり、自動車の運転時間帯の血糖コントロールがきちんと行われているかが重要になります。
自己測定を行い、血糖値が低い場合に糖分の多い食品をとるようにして、きちんと血糖の自己管理ができるなら、免許の取得や更新は可能です。糖尿病治療では高血糖だけでなく、低血糖を起こさないように、きちんと血糖コントロールすることが大切です。
インスリン療法Q&A
Q:インスリン療法を始めるとンスリン療法を始めると一生やめられない?
A:インスリン療法を始めたために、自分のすい臓からインスリンが出なくなってしまうということはありません。インスリン注射を的確に行い、高血糖を是正し、すい臓に休息を与えることで、インスリンの分泌機能が回復し、再び飲み薬での血糖コントロールが可能になる場合もあります。
Q:インスリンの注射は痛い?
A:インスリン注射薬で用いる針は、採血などに使う針よりはるかに細く、ほとんど痛みを感じないものが使われています。
Q:インスリン療法を始めたので、食事療法や食事療法や運動療法をやめてもいいですか?
A:食事療法や運動療法は継続して行う必要があります。食事療法をおろそかにすると肥満が助長され、その結果生じる糖毒性のため、インスリンの注射量がだんだん増えていく悪循環が起こります。
インスリン療法は食事療法を守って初めて効果があらわれます。また運動療法も今までと同じように行いましょう。ただし、インスリン療法を始めて血糖コントロールがよくなってくると低血糖が起きる可能性がありますので、低血糖には十分に注意する必要があります。あらかじめ主治医に運動療法について相談しておくとよいでしょう。
posted by 女性健康 at 11:27
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| 生活習慣病「糖尿病」
生活習慣病「糖尿病」診断と治療
確定診断
日本では、日本糖尿病学会1999年の診断基準をもちいるが、これはアメリカ糖尿病学会1997年診断基準に基づいたものである。ただし、アメリカでは検査の簡便さも考慮し、空腹時血糖のみを重視するのに対して、日本とヨーロッパは食後血糖を診断基準に含んでいるところに違いがある。
空腹時の血糖または75g経口ブドウ糖負荷試験で診断する。空腹時に126mg/dl以上の血糖があればブドウ糖負荷をしなくても糖尿病型と判定される。
空腹時血糖(mg/dl) 2時間後血糖(mg/dl)
正常型 110未満 140未満
境界型 126未満 200未満
糖尿病型 126以上 200以上
通常は判定を2回繰り返し、2回とも糖尿病型であれば糖尿病と診断。
口渇や多飲、多尿などの典型症状や糖尿病性網膜症が存在する場合や、HbA1cが6.5%以上である場合は1回だけの判定で糖尿病と診断する。
空腹時血糖110-126mg/dlをImpaired Fasting Glucose, IFGと呼び、75g経口ブドウ糖負荷試験の2時間値が140-200mg/dlであるものを耐糖能異常; Impaired Glucose Tolerance, IGTと呼ぶ。
IGTはいわば「糖尿病予備軍」と言える病態であり、臨床上の糖尿病との違いは後述する合併症があるかないかという点であった。
しかし現在、IGT患者にも神経障害、心筋梗塞、動脈硬化をはじめとした合併症が出現することが知られており糖尿病とはっきり区別する意味は希薄になってきている。(DECODE study、舟形町研究)
治療
概要
初期糖尿病の治療で重要なのが、食事療法と運動療法である。高血糖ストレスによるインスリン分泌細胞の疲弊、死滅が進行する前に開始することが望ましい。
耐糖能異常の段階から生活習慣の修正や体脂肪減量を行うことが糖尿病患者の発生を防ぐために推奨されている。体脂肪の中でも内臓脂肪の減量が重要とされ、インスリン抵抗性を解除し、高血糖状態からインスリン分泌低下の悪循環を和らげることができる。
血糖値が高い状態であれば、経口血糖降下薬を用いた薬剤療法開始、インスリン療法開始を行う。最近では血糖が高い状態で長い時間経過するということ自体がその後のさまざまな合併症を引き起こすことが指摘されており、できるだけ早期の治療を行うよう世界中の学会が声明文を出している。
食事療法
日常の生活強度に合った食事をする必要がある。1日あたりの総エネルギー量の目安は、
総エネルギー量(kcal)=標準体重(kg)×生活活動強度指数(kcal)
生活活動強度指数
軽労働(主婦・デスクワーク):25〜30kcal
中労働(製造・販売業・飲食店):30〜35kcal
重労働(建築業・農業・漁業):35kcal
で計算し、食事量を決める。エネルギー量の計算は、80kcalを1単位として計算する方法が簡単で、一般的である。
例えば、デスクワークの多い成人男性では、1500kcal〜1600kcal(約20単位)ということになる。
近年糖尿病の食事療法は必ずしも総エネルギー量制限を主とする療法のみではない。
血糖を上昇させる主たる栄養素は炭水化物であるとの仮説から、糖質制限食を導入する動きも一部にあり、一定の成果をあげている模様であるTemplate:要要出典。
糖質を制限する食事は食後血糖値の上昇を押さえることには異論は無い模様であるが、年単位以上の長期にわたってそのような食事スタイルを継続することによる、糖尿病以外の病気発生リスクに関する評価はまだはっきりとはなされていない。
一般に高血糖状態におかれている場合、血管に与えるダメージを軽減する必要性から血糖値を下げることは非常に重要であるが、炭水化物からとる分のカロリーを蛋白質・脂質から摂取するようにした場合、その分だけ腎臓に負荷がかかることとなるため、腎機能が低下している、もしくはその徴候の見とめられる患者に対して糖質制限食は不適当である。
運動療法
医師の指導に従って、自分に適した運動メニューを作り実行する。いきなり激しい運動をするのは避け、徐々に運動を習慣づけるのがよい。(内部リンク運動療法も参照のこと) 筋への糖取り込み率を高め、インスリン抵抗性を改善する働きもある。
薬物療法
経口血糖降下薬
経口血糖降下薬※1
インスリン製剤
1921年にインスリンの分離に成功。1型糖尿病では現在のところ唯一の治療法である。
製剤の種類
ヒト型インスリン:大腸菌や枯草菌にヒトインスリン遺伝子を導入しインスリンを生産している。亜鉛などで持続時間をかえた中間型(NPH or N:Neutral Protamine Hagedorn)持続型(U:Ultralente)と速効型(R:Regular)があるが、Ultralenteはいまや滅多に使用されない。
また速効型と中間型を10%から50%の割合で混ぜた混合型インスリンも使われる。
インスリンアナログ:新しい遺伝子組換え技術を利用して、アミノ酸配列を変更したインスリンで、「超速効型」と呼ばれる効果の早いインスリンである。、
投与方法
インスリン注入には2通りの方法がある。ペン型注射器を使用するのが一般的である。
ペン型注射器
インスリンペン型注入器ペン型注射器を用いて、1日数回の皮下注射によってインスリン注入を行う。
インスリンポンプ
コンピューター制御で自動的にインスリンを注入する機械で、膵臓に似せたインスリンの注入スケジュール・プログラムを入力できるものである。
これによる治療をインスリン持続皮下注療法という。
インスリンポンプを使うと、針は刺しっぱなしでよく、針の刺し換えは 3日に1回程度で済む。
短所としては、生体の膵臓は体調に合わせてインスリンを分泌するが、インスリンポンプはプログラムに合わせて人間の生活を管理しなければならないということ、また器械が故障すると糖尿病性ケトアシドーシス(高血糖)などの事故も起こりうることである。後者の危険があるので、患者はペン型注射器を予備として常備しておく必要がある。
血糖値はどれくらいならよいのか
糖尿病のコントロール状態は食前または食後血糖値、またHbA1cを測定することで評価する。HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)は、ヘモグロビンに糖が付着したもので、過去1〜2ヶ月の平均的な血糖値を反映する。一方、グリコアルブミンは過去数週間の血糖変化と、食後血糖を反映する検査値である。
実際の治療目標は、血糖値に関して理想的には食前110mg/dL以下(近年、アメリカでは100mg/dL以下を推奨している)、食後140mg/dL未満を目標とする。
HbA1cに関しては日本糖尿病学会によると、5.8%以下は優、5.8-6.5%は良、6.5-8.0%は可(6.5-7.0%は不十分、7.0-8.0%は不良)、8.0%以上は不可と評価される。臨床研究によると、HbA1cが7.0%をこえたり、食後血糖値が200mg/dLを越えると、その後の合併症の危険度が増大することがわかっている。
糖尿病患者はインスリンそのものの分泌のタイミングが健康な人よりも遅いことが多いか、分泌されても感受性が低下しているため、食前よりも食後の高血糖を起こしやすく、なおかつ血糖降下薬を用いてもコントロールが難しい。(一日の血糖平均値は低下する。)
食後数時間のみが高血糖状態であることを「かくれ糖尿病」と表現することもある。
一日のうち数時間のみが高血糖でも、長い年月にわたりその状態が継続すると、通常の糖尿病と同様に合併症発生のリスクにさらされる。このようにとりわけ食後の血糖値をいかにして正常範囲に保つかが、今後の糖尿病の合併症予防の課題といえる。
※1経口血糖降下薬にはスルフォニルウレア剤(SU薬)、ビグアナイド剤(BG薬)、αグルコシダーゼ阻害剤(αGI薬)、チアゾリジン系誘導体(TZD薬)などがある。また、最近は短時間作用型のSU受容体刺激薬であるフェニールアラニン誘導体も上市されている
個々の薬の説明
SU薬:膵臓のランゲルハンス島β細胞のSU受容体(SUR1)に作用し、インスリン分泌を促進させる。グリベンクラミド(商品名:オイグルコン®やダオニール®)、グリクラジド(商品名:グリミクロン®)、グリメピリド(商品名:アマリール®)などがある。半日から1日以上持続して作用する。抗生物質の開発中、副作用の低血糖が起きて、薬効が発見された。1950年代から使用されている。
フェニールアラニン誘導体(グリニド系):膵臓のランゲルハンス島β細胞のSU受容体(SUR1)に作用し、インスリン分泌を促進させる。ナテグリニド(商品名:ファスティック®やスターシス®)、ミチグリニドカルシウム水和物(商品名:グルファスト®)などがある。食後は吸収が悪くなるので食直前に内服する。5-15分で薬効を来たし数時間で作用消失する。食後血糖降下薬ともいわれる。
BG薬:肝臓に作用して糖新生を抑え,筋肉での糖の取り込みを促進する。副作用として乳酸ピルビン酸が蓄積しやすく、脱水や肝障害・腎障害のある場合には禁忌である。肥満の患者ではインスリン分泌を伴わないので体重増加が回避される利点がある。1960年代から上市されたが米国では乳酸アシドーシスのため長らく使用されず、英国でのUKPDSでの再評価のあと、インスリン抵抗性のある患者に広く使われるようになりTZDとの合剤も海外では販売されている。メトフォルミン(商品名:メルビン®)やブフォルミン(商品名:ジベトスB)がある。
αGI薬:糖質が吸収されるためには澱粉のような多糖類から消化酵素の作用を得て二糖類(麦芽糖や蔗糖)、単糖類(ブドウ糖や果糖)に分解される必要がある。その酵素、α-グルコシダーゼを阻害し、消化吸収を緩徐にすることで、血糖の上昇をおさえるので、食後過血糖改善薬ともいわれる。頻度の多い副作用として消化されずに腸管にのこった糖類が醗酵し放屁・鼓腹や下痢を来しやすい。腸閉塞様症状に至る場合もあり糖尿病性神経障害で消化管蠕動障害があるばあいは留意する。体質的に、肝障害を来す例があるので肝トランスアミナーゼの定期的な観察を行う。ボグリボース(商品名:ベイスン®)やアカルボース(商品名:グルコバイ®)、ミグリトール(商品名:セイブル®)がある。
TZD薬:PPAR-γ作働薬やインスリン抵抗性改善薬とも呼ばれ、核内受容体PPAR-γに結合しインスリンの抵抗性を悪化させる様々な因子の転写調節をする。主として末梢組織のインスリン抵抗性改善にあたる。有効性及び安全性に性差を認め、女性で浮腫を来し易い一方で、小用量で血糖降下作用を見る事が多い。脂肪細胞に作用しブドウ糖の取り込みを増やす事で血糖が低下する。その代わり肥満を助長しやすくなる。塩酸ピオグリタゾン(商品名:アクトス®)だけが現在、国内で上市されている。最初に商品化されたトログリタゾン(商品名:ノスカール®)は肝障害の死亡例が相次ぎ、その原因の一つとして肝臓での薬の代謝に関わるグルタチオン抱合酵素GSTT1とGSTM1の変異が重なると特に副作用の発症率が高い事が示された。類薬ではトログリタゾン程の肝障害は報告されていないが留意して使用するのが望まれる。副作用として浮腫や貧血を合併することがあるが、腎でのインスリン感受性亢進のため、Naの再吸収を促進するためだといわれている。脂肪細胞を分化誘導する一方で骨芽細胞の減少により骨折のリスクが増加するのではないかと云われている。
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| 生活習慣病「糖尿病」
生活習慣病「糖尿病の症状」
症状
糖尿病は、極度の高血糖(約600mg/dl以上)にならない限り自覚症状は多飲・多尿程度である(血糖値の上昇による浸透圧の上昇のため)。
あるいは急性期(発症初期)の血糖高値のみでもこむらがえりなどの特異的な神経障害がおこることがある。
慢性期になって、下記の合併症が発症したり進行すると、それに応じた症状が出現する。
分子中にアルデヒド基を持ち、蛋白質を構成する塩基性アミノ酸側鎖のアミノ基と高い反応性を持つブドウ糖の糖化ストレスにより血管系をはじめとした各器官に慢性的な障害をもたらす。このブドウ糖とタンパク質の反応はメイラード反応の前半部分に相当し、またアルデヒド基とアミノ残基の反応によるタンパク質の架橋反応である点でホルマリンによる生物組織の固定作用とも共通する要素を持つ。
糖尿病性昏睡
これは糖尿病の急性合併症であり、一時的に著しい高血糖になることによって昏睡状態となる。
体調不良によって平常通りに服薬できなかった場合などに特に起こりやすく、機序によって分類される以下の二つが知られている。
糖尿病性ケトアシドーシス(DKA)
インスリンの絶対的不足に伴い細胞内の糖が欠乏し、あわてて脂肪酸からエネルギーを取り出そうとすると副産物として生じるケトンが全身性の代謝性ケトアシドーシスを引き起こして発症する。意識障害、低体温、腹痛などが症状。
統計
1型糖尿病患者に多い。
高血糖性高浸透圧状態(HHS、非ケトン性高浸透圧性昏睡(HONK))
高血糖性高浸透圧状態(こうけっとうせいこうしんとうあつじょうたい)は、高血糖に脱水が加わって起こる。意識障害が主症状。高齢者はそもそも脱水状態になりやすいのでこの病態にもなりやすい。
統計
高齢の2型糖尿病患者に多い。
上記二つの高血糖による意識障害のほか、糖尿病患者は治療薬の副作用によって低血糖による意識障害や乳酸アシドーシスを呈する場合もある。
慢性期合併症
多彩であるが、糖尿病性神経障害・糖尿病性網膜症・糖尿病性腎症の微小血管障害によって生じるものを、糖尿病の「三大合併症といわれる。
糖尿病性神経障害
比較的早期から出現し、小径の自律神経から感覚神経へと障害が進展する。
細胞毒としての 多発神経障害のほか、栄養血管の閉塞から多発単神経障害の形も同時に取る。自律神経障害としては胃腸障害(便秘/下痢)、発汗障害、 起立性低血圧、インポテンツ等。感覚神経障害としては末梢のしびれ、神経痛等である。
多発単神経障害としては、一時的な黒内障もみられる。不思議なことに、末梢神経障害は糖尿病にかかっている時間の長さとは相関しない。
自律神経障害は、相関する。胃腸障害は、現時点での血糖値に影響されるため、やはり相関しない。
糖尿病性網膜症
糖尿病性網膜症(とうにょうびょうせいもうまくしょう)は、糖尿病による網膜症。
病態
血管障害によって酸素欠乏状態になった網膜から、血管を自分のほうへ伸ばすホルモンが放出される。
その結果病的な血管が新しく出来る。病的な新しい血管を新生血管と言う。新生血管は非常に脆いため出血がしやすく、それによって目の機能に障害が起きる。詳しいメカニズムはまだ明らかではない。
症状
単純性網膜症、前増殖期網膜症、増殖期網膜症と進行してゆき、最悪の場合硝子体出血や網膜剥離を来たし失明に至る。
検査
眼底透見、蛍光網膜造影検査など
主に間接眼底鏡を用いて、肉眼的に眼底の状態を診察する。
必要に応じて眼底血管の漏出や無血管野の確認、レーザー光凝固治療の標的決定のために蛍光網膜造影検査を行う。
眼底が外部からよく見えるようにするために、通常、瞳を開く点眼薬を用いて散瞳をおこなうが、散瞳中はピント調節能力が低下するため自動車の運転は困難であるので、眼底検査時の受診交通手段には注意を要する。
治療
増殖性網膜症は対症療法としてレーザー光凝固療法、硝子体切除術を行う。
光凝固療法はレーザーで酸素欠乏状態のために新しい血管を要求してしまう網膜を焼き潰すことで、血管新生を抑制する。焼き潰す様子を凝固と言う。
硝子体切除術は、すでに生じた増殖組織を取り除くとともに、増殖組織が進展するための「足場」を撤去する意味合いがある。
糖尿病性腎症
腎臓の糸球体が細小血管障害のため硬化して数を減じていく。
症状
第1期(腎症前期)
症状は無い。
第2期(早期腎症)
第1期から5〜15年で発症する。自覚症状はない。
第3期(顕性腎症)
第3期A
尿検査用試験紙で尿蛋白が陽性となる。自覚症状は通常ない。
第3期B
続発性ネフローゼ症候群を呈する。低アルブミン血症による浮腫やうっ血性心不全を生じる。
第4期(腎不全期)
浮腫に加え、倦怠感、悪心、精神的不安定、掻痒感などの尿毒症症状が生じはじめる。
第5期(透析療法期)
透析療法を行わないと尿毒症症状が容易に生じ死に至る。
検査
尿一般検査、尿中微量アルブミン測定
患者にしてみれば、普通の採尿検査である。
腎臓生体針検査
毛細血管基底膜が肥厚し、メサンギウム基質が増加する。第1期から糸球体メサンギウム領域に結節性病変ができ、腫大する。
腎臓超音波検査
糸球体が腫大するため、腎不全になっても腎臓は萎縮せず、腫大する。
診断
第1期(腎症前期)
糸球体濾過量(GFR)が増加する。糸球体濾過量が増加する事を濾過過剰と言う。
第2期(早期腎症)
第2期は、微量のアルブミンが尿に漏れ出すようになった時期。微量のアルブミンが尿に漏れ出すようになる事を、微量アルブミン尿と言うが、血糖コントロールによって消失する。
濾過過剰を継続している。血尿は発症しない。高血圧が発症し始め、これがさらに腎障害を悪化させ、「腎障害→高血圧→腎障害」という悪循環に陥る。
第3期(顕性腎症)
第3期は持続的蛋白尿が認められるようになった時期。既に不可逆病変である。
第3期A
第3期B
続発性ネフロゼ症候群を呈する。
第4期(腎不全期)
GFRは低下し、血清クレアチニン値も増加する。
第5期(透析療法期)
治療
薬物療法
浮腫に対しては、腎糸球体濾過量を低下させないループ利尿薬を用いる。糸球体肥厚や硬化を防ぐために糸球体内圧を下げるアンギオテンシン変換酵素阻害薬やアンギオテンシンII受容体拮抗薬の有用性が示されるが、全身の血圧も十分降圧する必要もあり、Ca受容体拮抗薬など他の降圧剤も組み合わせて用いる。
尿毒を便から排泄させる球形吸着炭(クレメジン)やカリウム排泄剤、酸塩基平衡を補正するための重曹やクエン酸ナトリウム・カリウム合剤を内服し、腎性貧血が進行した場合エリスロポイエチンの注射を行う。
人工透析
腎症が進行すれば腎機能が完全に廃絶し透析に至ることもある。クレアチニンが透析導入を判断する基準となる。
腎移植・膵腎移植
日本では臓器提供が少ないので、移植例数がすくない。膵臓の一部と片腎の提供でも、特に1型糖尿病患者では生活の質が向上するので、生体移植も試みられている。膵臓と腎臓は心臓死移植でも提供可能である。移植後、糸球体病変の可逆的変化が観察される事が報告されている。
統計
日本
末期腎不全で透析導入される患者の原因のトップは糖尿病で35%ある。糖尿病そのものよりも糖尿病患者の高血圧のほうによく相関する。
血管合併症
下記の三つの合併症は「大血管合併症」といわれ、糖尿病の有名な合併症であるだけでなく、糖尿病がある場合のこれらの疾患は通常よりも重症で治療が効きづらいことがわかっている。大血管合併症の中では心筋梗塞が最も多い。
虚血性心疾患(狭心症・心筋梗塞)
脳梗塞
閉塞性動脈硬化症
皮膚合併症
糖尿病性リポイド類壊死症(類脂肪性仮性壊死症)
下腿部に生じる橙色の萎縮斑。中央部が硬くなり、時に潰瘍化することがある。
糖尿病性浮腫性硬化症
うなじから肩にかけて指圧痕を伴わない腫脹が出現する。
環状肉芽腫
糖尿病性黄色腫
尋常性白斑
Dupuytren拘縮
手掌から指腹にかけしこりができる。進行すると指の伸展障害を引き起こす。
糖尿病性壊疽(足趾壊疽)
閉塞性動脈硬化症とは密接に関連しておこる合併症で、手足の末端への血管がほぼ完全に閉塞することによって栄養が行き届かなくなり、先端から手足の細胞が壊死していく。壊死すると、組織が黒く乾いて見える。
糖尿病の足(Diabetic foot)
神経障害により足の感覚がなくなっているため、足をぶつけることによる痛みに気づかず、ダメージを受け続けて足に傷が出来る。しかし足の血管障害もあるため傷の部位へなかなか栄養が行かず、ちょっとした傷を治癒させることができずにどんどん大きくなってしまい潰瘍を形成してしまう。足趾壊疽とは成因が異なる。
皮膚感染症(丹毒・蜂巣織炎・皮膚カンジダ症・足白癬など)を併発しやすくなる。
糖尿病の易感染性による。特に細菌感染では、血糖値の上昇がみられ、血糖値のコントロールが通常より困難になるので注意が必要である。
免疫不全
糖尿病患者は、軽度の免疫不全状態となり、皮膚感染症(蜂窩織炎など)、尿路感染症(膀胱炎など)、カンジダ性食道炎、アスペルギルス症などをおこしやすく、また健康な人には感染しないような弱い菌やかび(真菌)による感染症にかかりやすい(AIDS、後天性免疫不全症候群ほどではない)。高血糖状態では白血球(具体的には好中球)の機能が低下することが原因と考えられている。
創傷治癒遅延
糖尿病患者は、傷が健康な人よりも治りにくい。これは特に、手術後に傷がくっつきにくいということに現れやすく、糖尿病患者は手術前に血糖値をよくするためだけに入院を要することがある。
検査
生化学検査
血糖値は、食事を食べたり運動をしたりすることで容易に変動する。朝起きてから食事を取らずに測定した空腹時血糖と、どんなとき測ってもよい随時血糖が評価の対象である。
HbA1c
過去1-2ヶ月の血糖値の平均値を表すとされる。HbA1c 6.5%未満をコントロール良好とする。
75g経口ブドウ糖負荷試験(75gOGTT)
ブドウ糖75gを含んだ溶液を飲み干した後、時間経過に従っての血糖値、尿糖、血中インスリン値などの経過を見る。国内診断基準ではこのOGTTの2時間血糖値が採用されている。また、0分~30分の血糖値とインスリンの変動は、日本ではinsulinogenic indexとして知られ、インスリン分泌能の評価に有用とされる(国際的コンセンサスではない)。
グリコアルブミン
最近2週間程度の血糖値の平均値を表すとされる。HbA1cよりも最近の血糖値の推移がわかるという利点があるが、HbA1cとはことなり臨床研究で有効性が確認されてはいない。
フルクトサミン
血中インスリン
インスリン分泌能の指標である。1型糖尿病では極めて少ないか、検出できないこともある。2型糖尿病初期には通常、高すぎる血糖を下げるため高値である。近年では、メタボリックシンドロームと関連しても注目されている(診断基準には含まれていない)。
血中Cペプチド
インスリン分泌能の指標とされる。治療としてインスリンを使用している患者では血中インスリンをはかっても、注射したインスリンも一緒に測定してしまい意味がない。また、抗インスリン抗体をもつ患者では血中インスリン測定値は正確な体内での有効インスリン量を反映しない。Cペプチドは、膵臓がインスリンをつくるときにできる副産物であり、(注射したものではなくて)体が作っているインスリン量を反映する。
尿中Cペプチド
24時間ためた尿中のCペプチドを測定することにより、血中Cペプチドよりもさらに正確にインスリン分泌能を測定する。
グルカゴン負荷試験
最も正確で、臨床研究で用いられるインスリン分泌能測定検査。インスリンを出させるホルモンであるグルカゴンを注射し、注射前後でのCペプチド値の変化を見る。
グルコースクランプ法
グルコースとインスリンを注射し、血糖値の定常値を維持するポイントをさだめることによって、インスリンがその人においてどれくらい血糖値を下げることができるのか、すなわちインスリン抵抗性を測定する。インスリン抵抗性の測定においてはもっとも正確であるとされるが、煩雑なので一般病院ではあまり行わない。
ケトン体
アセト酢酸、3-ヒドロキシ酪酸、アセトンという3つの物質をあわせてケトン体と呼ぶ。ケトン体は、インスリンの作用不足でブドウ糖をエネルギー源として利用できない時、体が脂肪をエネルギーに変換しようとする結果、発生する。尿または血液検査で調べられる。ケトアシドーシスは1型糖尿病で起こりやすいため、1型糖尿病では重要な検査。また、シックデイ(感染症などの糖尿病以外の病気に罹患して食事もとれないような日を総称的に指す言葉)の時には、ケトン体が増えやすいため、1型糖尿病で体調を崩した時には測定すると状態を自分で評価できる(ケトン体が出ているようなら、インスリン注射量が需要を下回っているので追加で注射したほうがよい)。最近は、血中ケトン体が測れる血糖自己測定器もある。
そのほか、インスリン抵抗性とインスリン分泌能をそれぞれ把握するための指標として、それぞれHOMA-R、HOMA-βが使用されている。
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| 生活習慣病「糖尿病」
生活習慣病「糖尿病」の原因
糖尿病は
糖代謝の異常によって起こるとされ、血液中のブドウ糖濃度が病的に高まることによって、様々な特徴的な合併症をきたすか、きたす危険性のある病気である。一定以上の高血糖では尿中にもブドウ糖が漏出し尿が甘くなる(尿糖)ため糖尿病の名が付けられた尿、甘い)
腎臓の再吸収障害のため尿糖の出る腎性糖尿は別の疾患である。
国内の患者数は、この40年間で約3万人から700万人程度にまで膨れ上がってきており、予備軍を含めると2000万人に及ぶとも言われています。
血液中のブドウ糖濃度(血糖値、血糖)は、正常では常に一定範囲内に調節されている。これは、ブドウ糖が脳をはじめとした各器官の主要なエネルギー源であるだけでなく、組織の糖化ストレスをもたらす有害物質でもあるからである。血糖が上昇したときの調節能力(耐糖能)が弱くなり、血糖値が病的に高まった状態(または、高まることのある状態)を糖尿病と言います。
耐糖能の低下はインスリン作用が不足することによって起こる。
インスリン作用は、血中にインスリンが必要なだけ分泌されることと、血中からインスリンが必要なだけ消費されることの、両方が必要である。血中にインスリンを分泌するのは膵臓にあるランゲルハンス島の内分泌細胞であり、血中のインスリンを消費するのは肝臓や脂肪、筋肉等である。従って膵臓での分泌や、脂肪筋組織での消費に問題が起こると糖尿病になる。膵臓でのインスリンの分泌は血糖値に応じてランゲルハンス島から分泌され、肝臓等各組織でのインスリンの消費はグリコーゲンの合成や脂肪の合成、タンパク同化を促している。
1型糖尿病
1型糖尿病(いちがたとうにょうびょう)は、膵臓のランゲルハンス島でインスリンを分泌しているβ細胞が死滅する病気である。血糖を下げるホルモンであるインスリンの分泌が低下するか、ほとんど分泌されなくなるため血中の糖が異常に増加する。20世紀前半にインスリンが治療応用されるまでは、極度の食事制限を要する致死的疾患の一つであった。血中に自らの膵細胞を攻撃する自己抗体が認められるものを1A型(自己免疫性)、ないものを1B型(特発性)とする。飲み薬は無効で、患者はかならず注射薬であるインスリンを常に携帯し、毎日自分で注射しなくてはならない。
インスリンを注射しなければ、容易に生命の危険に陥る。また、1型糖尿病のなかでも、「劇症1型糖尿病」という数日間でインスリンが枯渇するさらに危険な病もある。診断の基準としてはGAD抗体、抗IA2抗体が陽性かどうかが重要である。2型と違い遺伝素因は少ないとされている。
2型糖尿病
2型糖尿病(にがたとうにょうびょう)は、インスリン分泌低下と感受性低下の二つを原因とする糖尿病である。欧米では感受性低下(インスリン抵抗性が高い状態)のほうが原因として強い影響をしめすが、日本では膵臓のインスリン分泌能低下も重要な原因である。
少なくとも初期には、前者では太った糖尿病、後者ではやせた糖尿病となる。遺伝的因子と生活習慣がからみあって発症する生活習慣病。糖尿病全体の9割を占めています。
1型糖尿病の原因
自己免疫の異常が重要な要因の一つと考えられている。しかし、自己免疫系はそれ自体が不明な部分を多く残すため、1型糖尿病の発症メカニズムも正確には明らかではない。
自己免疫疾患の遺伝的素因自己抗体(ICA、抗GAD抗体、抗IA-2抗体、抗インスリン抗体など) 分子模倣(コクサッキーBウイルスと抗GAD抗体の抗原であるグルタミン酸デカルボキシラーゼの相似性を根拠とする、そのほかエンテロウイルスやEBウイルスがよく候補に挙げられる)
一方、1型糖尿病の一部には自己抗体が証明されず、膵臓にも炎症細胞の浸潤が証明されないものもある。これはあきらかに自己免疫性とは言えないものである。アジア、アフリカ人に多いとされるこの病型の原因についてはほとんど不明である。
2型糖尿病の原因
2型糖尿病の原因についても明らかではない。
主な病態が「インスリン抵抗性」と「インスリン分泌低下」の二つであり、それぞれに原因が提唱されている。大筋を言うと、遺伝的に糖尿病になりやすい体質の人が、糖尿病になりやすいような生活習慣を送ることによって2型糖尿病になると考えられている。
しかし、そのような体質とは何かについてはほとんどわかっていないし、そのような生活習慣とはどのようなものかについても意見の食い違いがある。
近年特に国際的に特に注目されていて、広く認められている研究成果としては、アディポネクチンをはじめとするサイトカインネットワークの異常を原因とするものや、あるいは炎症を原因と考えるものなどがある。
遺伝的素因(TCF7L2、Calpain-10、PPARγ受容体などのSNP)
アディポサイトカイン(アディポネクチン、TNF-α、レプチン、レジスチン、RBP4)
食事パターン
肉、乳製品の多い西洋型食事[要出典]
内臓脂肪型の脂肪分布パターン
喫煙
炎症
小胞体ストレス
糖代謝の異常によって起こるとされ、血液中のブドウ糖濃度が病的に高まることによって、様々な特徴的な合併症をきたすか、きたす危険性のある病気である。一定以上の高血糖では尿中にもブドウ糖が漏出し尿が甘くなる(尿糖)ため糖尿病の名が付けられた尿、甘い)
腎臓の再吸収障害のため尿糖の出る腎性糖尿は別の疾患である。
国内の患者数は、この40年間で約3万人から700万人程度にまで膨れ上がってきており、予備軍を含めると2000万人に及ぶとも言われています。
血液中のブドウ糖濃度(血糖値、血糖)は、正常では常に一定範囲内に調節されている。これは、ブドウ糖が脳をはじめとした各器官の主要なエネルギー源であるだけでなく、組織の糖化ストレスをもたらす有害物質でもあるからである。血糖が上昇したときの調節能力(耐糖能)が弱くなり、血糖値が病的に高まった状態(または、高まることのある状態)を糖尿病と言います。
耐糖能の低下はインスリン作用が不足することによって起こる。
インスリン作用は、血中にインスリンが必要なだけ分泌されることと、血中からインスリンが必要なだけ消費されることの、両方が必要である。血中にインスリンを分泌するのは膵臓にあるランゲルハンス島の内分泌細胞であり、血中のインスリンを消費するのは肝臓や脂肪、筋肉等である。従って膵臓での分泌や、脂肪筋組織での消費に問題が起こると糖尿病になる。膵臓でのインスリンの分泌は血糖値に応じてランゲルハンス島から分泌され、肝臓等各組織でのインスリンの消費はグリコーゲンの合成や脂肪の合成、タンパク同化を促している。
1型糖尿病
1型糖尿病(いちがたとうにょうびょう)は、膵臓のランゲルハンス島でインスリンを分泌しているβ細胞が死滅する病気である。血糖を下げるホルモンであるインスリンの分泌が低下するか、ほとんど分泌されなくなるため血中の糖が異常に増加する。20世紀前半にインスリンが治療応用されるまでは、極度の食事制限を要する致死的疾患の一つであった。血中に自らの膵細胞を攻撃する自己抗体が認められるものを1A型(自己免疫性)、ないものを1B型(特発性)とする。飲み薬は無効で、患者はかならず注射薬であるインスリンを常に携帯し、毎日自分で注射しなくてはならない。
インスリンを注射しなければ、容易に生命の危険に陥る。また、1型糖尿病のなかでも、「劇症1型糖尿病」という数日間でインスリンが枯渇するさらに危険な病もある。診断の基準としてはGAD抗体、抗IA2抗体が陽性かどうかが重要である。2型と違い遺伝素因は少ないとされている。
2型糖尿病
2型糖尿病(にがたとうにょうびょう)は、インスリン分泌低下と感受性低下の二つを原因とする糖尿病である。欧米では感受性低下(インスリン抵抗性が高い状態)のほうが原因として強い影響をしめすが、日本では膵臓のインスリン分泌能低下も重要な原因である。
少なくとも初期には、前者では太った糖尿病、後者ではやせた糖尿病となる。遺伝的因子と生活習慣がからみあって発症する生活習慣病。糖尿病全体の9割を占めています。
1型糖尿病の原因
自己免疫の異常が重要な要因の一つと考えられている。しかし、自己免疫系はそれ自体が不明な部分を多く残すため、1型糖尿病の発症メカニズムも正確には明らかではない。
自己免疫疾患の遺伝的素因自己抗体(ICA、抗GAD抗体、抗IA-2抗体、抗インスリン抗体など) 分子模倣(コクサッキーBウイルスと抗GAD抗体の抗原であるグルタミン酸デカルボキシラーゼの相似性を根拠とする、そのほかエンテロウイルスやEBウイルスがよく候補に挙げられる)
一方、1型糖尿病の一部には自己抗体が証明されず、膵臓にも炎症細胞の浸潤が証明されないものもある。これはあきらかに自己免疫性とは言えないものである。アジア、アフリカ人に多いとされるこの病型の原因についてはほとんど不明である。
2型糖尿病の原因
2型糖尿病の原因についても明らかではない。
主な病態が「インスリン抵抗性」と「インスリン分泌低下」の二つであり、それぞれに原因が提唱されている。大筋を言うと、遺伝的に糖尿病になりやすい体質の人が、糖尿病になりやすいような生活習慣を送ることによって2型糖尿病になると考えられている。
しかし、そのような体質とは何かについてはほとんどわかっていないし、そのような生活習慣とはどのようなものかについても意見の食い違いがある。
近年特に国際的に特に注目されていて、広く認められている研究成果としては、アディポネクチンをはじめとするサイトカインネットワークの異常を原因とするものや、あるいは炎症を原因と考えるものなどがある。
遺伝的素因(TCF7L2、Calpain-10、PPARγ受容体などのSNP)
アディポサイトカイン(アディポネクチン、TNF-α、レプチン、レジスチン、RBP4)
食事パターン
肉、乳製品の多い西洋型食事[要出典]
内臓脂肪型の脂肪分布パターン
喫煙
炎症
小胞体ストレス
posted by 女性健康 at 09:40
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| 生活習慣病「糖尿病」
生活習慣病「高血圧の予防A」
ウオーキングで運動不足を解消して肥満を防ぐ
肥満も血圧を上げる誘因になります。ある調査によると、肥満している人は正常な人に比べて1.5〜4倍も高血圧になりやすいという結果が出ました。
肥満解消のために運動をするといっても、現実には忙しくて運動をする時間が取れないという人が多いのではないでしょうか。
そこでおすすめなのがウオーキングです。ウオーキングなら、特別に時間をさく必要もありません。駅や会社のエスカレーターやエレベーターを使わずに階段を上り下りする、1駅、1停留所手前で電車やバスを降りて会社や家まで速足で歩くなど、日常生活の中でウオーキングを習慣化することが、肥満の解消や血圧の上昇を防ぐことにつながるはずです。
BMIによる肥満の判定
BMI=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)
痩せ型 18.5未満
標準 18.5〜25未満
肥満 25以上
例えば身長170cm、体重65kgの人の
BMIは
65÷1.7÷1.7=22.49(標準)
posted by 女性健康 at 09:49
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| 生活習慣病「高血圧」
生活習慣病「高血圧の予防A」
ストレスと喫煙は血圧の大敵
強いストレスは交感神経を刺激して一時的に血圧を上げ、そのストレスが持続、蓄積することが高血圧の誘因になるといわれています。
たばこを吸う人は、イライラすると本数が増えてしまいがちですが、たばこに含まれるニコチンには血管を収縮させる作用があり、ストレスとのダブルパンチで血圧を上げることになります。
たばこの代わりにガムを噛んだり、あめをなめるなどして本数を減らすようにしましょう。また、吸うときも3分の1で消すとか、フィルターを使うなどの工夫をしたいものです。
もちろんストレスのない生活などあり得ません。趣味を持つとかスポーツジムで思いきり汗を流すといった、自分なりのストレス解消法を見つけ出すことが大切です。
お金がかからず毎日でもできるストレス解消法に入浴があります。
ただし、熱いお湯は血圧にはかえってよくないので気をつけましょう。一時的に30〜50mmHgくらい血圧を上げることもあります。
その日のストレスを取り去るには、38〜40度の少しぬるめのお湯に胸の下までつかる「半身浴」で20〜30分ゆったりと入浴するのが最適です。
また冬は浴室と脱衣場の温度に差がありますから、脱衣場を暖めるなどして、浴室を出るときにはよく体を拭き、すぐにパジャマなどを着るようにしましょう。
posted by 女性健康 at 08:06
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| 生活習慣病「高血圧」
健康ダイエット「禁断のダイエット」
今日はダイエット外来の医師が
教えるダイエット法のお知らせです。
禁断のダイエット外来。ついに秘密のダイエット法を公開、停滞期を防ぐノウハウCD付
先生、太ったら振られても仕方ないんですか?
そう言って友里ちゃんは外来で泣きました。
遠距離恋愛だった友里ちゃん
半年振りに合った彼氏に言われたそうです。
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現役ドクターがそのノウハウを全て公開しました。
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野中 一興
diet-gairai.com
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posted by 女性健康 at 21:22
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| 日記
生活習慣病 高血圧の予防@
塩分控えめの食事を心がける
塩分のとりすぎは、血圧を上げる危険性を高めるといわれています。
日本人が1日にとる塩分量は平均13g前後といわれています。
塩辛い味付けが好きな人やお酒を飲む人なら、これ以上にとっていることになります。
塩分は1日10g以内に抑えるようにしましょう。減塩を長続きさせるコツは、塩で味付けする代わりにレモンやゆずなどの柑橘類で味を補いながら、徐々に薄味に慣れていくことです。
また、カリウムは体内の余分なナトリウム(塩分の主成分)を体外に排出する働きがありますから、積極的にとるようにしたいものです。
外食やお酒のおつまみは、どうしても塩分過剰、高カロリーで、ビタミン、ミネラルを多く含む野菜やきのこ類、海藻類が不足しがちです。
ですから、めん類のスープは残す、かつ丼やチャーハンなどの一品物より定食、特に刺身定食や焼き魚定食などの和食を多くする、お酒のおつまみは塩辛いものをなるべく避けて野菜の煮物や豆腐料理を多めにするなどを心がけましょう。
posted by 女性健康 at 12:59
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| 生活習慣病「高血圧」
生活習慣病「高血圧の誘因」日本人の高血圧の90%以上
食事や日常生活の中に潜む高血圧の誘因
中年にさしかかった頃から、血圧がしだいに上がる人が少なくないといわれています。健康診断などで「血圧が高め」と指摘されても、これといった症状が出にくいことから、気にはなっていても忙しさに紛れて放置したままにしている人も多いのではないでしょうか。
しかし、高血圧は動脈硬化をはじめとした生活習慣病の危険因子となりますから、早めの予防が大切になってきます。
ところで、日本人の高血圧の90%以上は、原因がはっきりとしない「本態性高血圧症」と呼ばれるものです。
原因がはっきりとしていないとはいっても、塩分や脂肪のとりすぎなど栄養バランスの偏った食生活、不規則な生活パターン、過度のストレス、運動不足による肥満などが関係していると考えられています。ですから、高血圧の予防は、食事や生活習慣を見直すことから始める必要があるのです。
「昼食や夕食は外食が多く、脂っぽい食事や塩辛い料理が好き」「仕事などのストレスで、ついたばこを吸いすぎる」「おなかが出てきてベルトの穴が1つずれた」「最近、運動らしい運動をしたことがない」「帰宅して熱めのお風呂に入るのを習慣にしている」。
こうした食事や生活習慣を長年続けていると、知らず知らずのうちに血圧が上がっていく危険性があります。
posted by 女性健康 at 12:48
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| 生活習慣病「高血圧」
お詫び
昨日の記事で記事タイトルを
糖尿病の原因と症状と書いてしまいました
高血圧の原因と症状の間違いです
訂正してお詫び申し上げます。
すみませんでした。瞳
糖尿病の原因と症状と書いてしまいました
高血圧の原因と症状の間違いです
訂正してお詫び申し上げます。
すみませんでした。瞳
posted by 女性健康 at 12:38
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| 日記
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