肝硬変の治療は非常に難しいようです。
◎2008年3月 札幌医大臨床腫瘍学 新津洋司郎教授らのグループが、RNA干渉を利用しコラーゲン生成を抑制する手法を開発(抑制用のRNAが取り込まれやすくなるようにビタミンAを利用)肝硬変ラットでの実験で肝臓が正常な状態まで回復。早急な実用化が待たれる状況です。
現在の肝硬変治療
2006年に、インターフェロンβ製剤について「C型代償性肝硬変におけるウイルス血症の改善(HCVセログループ1の血中HCV−RNA量が高い場合を除く)」に対して効能・効果の追加承認が国内で取得されました。
アルコールは肝硬変を悪化させる、健康食品などによる過剰なたんぱく質の摂取は脳症を誘発する、過剰な塩分の摂取は腹水を悪化させることが知られています、禁酒と食事中の蛋白・塩分制限が必要になることがあります。
肝硬変患者では消化管での脂溶性ビタミン、特にビタミンKの吸収が低下するため、ビタミン剤の補給が必要になることがあります。
腹水や浮腫の治療として スピロノラクトンやフロセミドなどの利尿薬の内服や、腹水穿刺やLe-Veen shuntによる物理的な腹水の除去が行われることがあります。門脈圧亢進症に対してTIPS(経頚静脈的肝内門脈肝静脈短絡術)など血管内治療による治療が行われる場合もあります。
いずれの治療法にせよ、病期の進行とともに治療は困難となることが多い。
特発性細菌性腹膜炎が腹水の原因である場合は、第三世代セフェム系抗生剤を使用する。腹膜炎の発症のリスクの高い患者では予防的な抗生剤の内服を行うこともあります。
貧血に対してはその原因に応じて鉄剤やビタミン剤を補給する。輸血が必要になることもあります。
出血傾向に対する治療としてビタミンKの補充や、血液凝固因子の補充を目的として新鮮凍結血漿の輸血が行われることがある(これはアルブミンの補充にもなる)。
腎機能の低下(肝腎症候群)や呼吸機能の低下(肝肺症候群)を合併することがある。この場合、予後は著しく不良である。
肝移植
米国では脳死肝移植が一般的ですが、日本では生体肝移植が一般的です、移植後は拒絶反応を抑制する目的で免疫抑制薬(タクロリムス)が用いられることが多い。
肝硬変の予後は、肝不全、消化管出血、肝細胞癌の合併症により決定されます、特にC型肝硬変では肝細胞癌の合併が多く、中でも予後は比較的不良である。肝移植が成功した患者では、その予後は著しく延長します。
詳細 ⇒ 3日で血糖値を下げる食事療法
肝硬変 治療について
posted by 女性健康 at 08:28
| 肝硬変
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